那須の薪


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  薪のつくりかた

 薪ができるまで・・・
1. 薪の素となる丸太を搬入します。
木材会社現地で丸太の状態を確認し、購入する薪を選びます。
トラックで作業場所に運び入れます。
Log loading of trucks

Log loading and unloading

2. チェーンソーで玉切りにしていきます。

玉切りとは、丸太を横に輪切りにしていく作業で、丸太の縦面に対して直角に切ることがポイントです。

46cmと36cmに目印を付けた棒で、丸太の長さを計りながら玉に切っていきます。

Cut with chainsaw

Cut the logs

チェーンソーの刃は、目研ぎ(チェーンソーの刃をやすりで研ぐこと)をすることにより、切れ味が格段に向上して作業時間の短縮や燃料効率もアップします。
上級者ほど、この目研ぎにこだわります!

Sharpening of chainsaw1

Sharpening of chainsaw2

3. 薪の長さに応じた太さに割ります。

次に玉切りにしたものを薪割機で割っていきます。

36cmの薪で一辺5pぐらい、46cmの薪で一辺12pぐらいでしょうか。
お客さんのニーズや乾燥期間を考慮して割っていきます。

Wood-chip machine

エンジン式薪割機
アメリカブレーブス社製の15トン 縦割り・横割り両用です。


Wood splitting at a wood chip machine1

長さ46cmの大振りな玉


Wood splitting at a wood chip machine2

まずは半分に割ります。


Wood splitting at a wood chip machine3

半分にした薪を半分に4分の1に割ります。


Wood splitting at a wood chip machine4

それをさらに半分、8分の1に割りました。


Repetition of firewood fraction

そのサイクルを繰り返し、ひたすら割り続けます。


Repetition of firewood fraction1

Repetition of firewood fraction2

Repetition of firewood fraction3

Repetition of firewood fraction4

4. 薪を野積みにして水分を抜きます。

割った薪を近辺で野積みにします。
乾燥しやすいように出来るだけ割面を上に向け、互い違いになるように適当に積み上げます。
雨に当てると防虫効果があると言われています。
また、割りたての薪は白く化粧をしたような色をしていますが、1週間から2週間程すればあめ色に変わってきます。

Firewood field piling
5. 野積みの薪を、薪小屋に移動して積み上げます。

あめ色になった薪を軽トラックに積み薪小屋へと運びます。
薪小屋に積むときには約2年間保管することになるため、耐久性や見た目を考えながら積んでいきます。
曲がった薪や両端の太さが違う薪など色々な薪があり、頭を使いながら薪を積む作業も楽しいですよ。

Carrying firewood2

Store in a firewood hut

6. 薪をゆっくりと乾燥させていきます。
全ての薪を薪小屋に積んだら、どこから購入した薪で、いつ乾燥が完了
するか、在庫の薪が薪小屋のどこに何キロあるか等を記録して、来年、
再来年の販売量を把握しておきます。
Storage and drying of firewood1

Storage and drying of firewood2

7. 太さにより9か月〜2年後には、十分に乾燥した薪となります。
十分に乾燥した薪は、あめ色から灰色がかった白色へと変化します。初めは冷たく重たかった薪が十分に乾燥したものは、少し暖かくて軽く、薪と薪を叩き合わせたときにキンキンという高い音がします。
Completion of firewood

8. 本物の薪の炎をご満喫ください。
そして那須の冬がやってきます。
那須の寒さには薪ストーブが最適ですよね。
何とも言えない優しい暖かさがあります。
良く乾燥した薪を使って、今年も美しい炎と暖かさをお楽しみ下さい。


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