玉切りとは、丸太を横に輪切りにしていく作業で、丸太の縦面に対して直角に切ることがポイントです。
46cmと36cmに目印を付けた棒で、丸太の長さを計りながら玉に切っていきます。
チェーンソーの刃は、目研ぎ(チェーンソーの刃をやすりで研ぐこと)をすることにより、切れ味が格段に向上して作業時間の短縮や燃料効率もアップします。上級者ほど、この目研ぎにこだわります!
次に玉切りにしたものを薪割機で割っていきます。
36cmの薪で一辺5pぐらい、46cmの薪で一辺12pぐらいでしょうか。お客さんのニーズや乾燥期間を考慮して割っていきます。
エンジン式薪割機 アメリカブレーブス社製の15トン 縦割り・横割り両用です。
長さ46cmの大振りな玉
まずは半分に割ります。
半分にした薪を半分に4分の1に割ります。
それをさらに半分、8分の1に割りました。
そのサイクルを繰り返し、ひたすら割り続けます。
割った薪を近辺で野積みにします。 乾燥しやすいように出来るだけ割面を上に向け、互い違いになるように適当に積み上げます。 雨に当てると防虫効果があると言われています。 また、割りたての薪は白く化粧をしたような色をしていますが、1週間から2週間程すればあめ色に変わってきます。
あめ色になった薪を軽トラックに積み薪小屋へと運びます。 薪小屋に積むときには約2年間保管することになるため、耐久性や見た目を考えながら積んでいきます。 曲がった薪や両端の太さが違う薪など色々な薪があり、頭を使いながら薪を積む作業も楽しいですよ。