1. 素材選び
樹木を伐採する時期、木の種類、丸太の直径など林業家に確認して原木を仕入れます。樹木の伐採は危険で重機など使いながら慎重に山から切り出します。
2. 原木搬入
山や林業土場から原木を作業場に搬入します。降雪時にも搬入は行われます。
このUFОキャッチャーみないな機械で挟んで積み降ろします。オペレーターの技術の見せ所。
3. チェーンソーで玉切り
山積みになった原木を鳶道具で引掛け転がします。崩し落とす際、逃げ遅れると○○○をします。
降雪時にも作業は続きます。
チェーンソーで39cm、もしくは46cmに切り分けてゆきます。
だいぶ薪玉ができました。それでは薪割りを始めましょう。
4. 薪割り機で薪割り
薪玉を長さに応じた太さに均等に割ります。
太い丸太も難なく割ってゆきます。太い薪玉ほど、良い薪になります。
堅く粘りある楢(ナラ)の木これが乾燥すると火持ちの良い薪になります。
5. 薪の野積み
割りたての薪は、雨風に晒し樹液を流すことにより、防虫効果が高まります。
2週間前後野晒し、あめ色になりかけた薪を棚へ収納します。
6. 薪の収納
野積乾燥の薪を積み込んで薪棚へ移動。根気のいる作業。
薪棚へ収納(性格的にきっちり積んでる)
7. 薪小屋乾燥
10か月〜22か月以上、薪棚でじっくり乾燥させます。
8. 乾燥した薪の配達
十分に乾燥した薪は、あめ色から灰色がかった白色へと変化します。初めは冷たく重たかった薪が少し暖かくて軽く、薪と薪を叩き合わせた時にキンキンと高い音がします。
9. 本物の薪をご満喫ください。
そして、冬がやってきます。寒い夜には薪ストーブが最適ですね。何とも言えない優しい暖かさがあります。良く乾燥した薪を使って、美しい炎と暖かさをお楽しみください。