那須の薪


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  木の特性と働き

木の特性

木の含水量は、20パーセント以下になれば防菌、8〜12パーセント以下になれば防虫効果があると言われています。

屋外の風通しのよい場所で木材を長期間貯蔵すると中央ヨーロッパの気候では、水分含量は15〜20パーセントの間を変動します。

自然界や化合物から放射される放射線量を比較すると、木は放射線を軽減する唯一の素材といえます。
・自然界からの年間放射線量の平均 1.5マイクロシーベルト
・花崗岩/石炭がら 3.0マイクロシーベルト
・軽石/石膏 2.15マイクロシーベルト
・煉瓦/コンクリート 0.2マイクロシーベルト
木材 −0.1マイクロシーベルト
(ミュンヘンのバイエルン放射線医学協会資料より)

大気を浄化する木
1トンの石油を燃やすと排気ガスとして2.8トンの二酸化炭素を排出します。石炭燃料を重点的に燃やすことで、大気中の二酸化炭素の濃度は上昇し、地球温暖化などの一連の問題を引き起こします。

木材が完全燃焼するときに出る二酸化炭素の量は、木として育つ間に大気中から吸収した二酸化炭素の量と比べて1グラムたりとも多くはありません。 木や木材では、二酸化炭素は木材1立方メートル当たり約250キログラムを炭素の形で木材中に組み込まれ保持されます。つまり木材を多く使うことで二酸化炭素の保持が多くなるということになります。

木材に限らず、石油、天然ガス、石炭を燃やす場合でも基本的にはその中に蓄えられていた太陽エネルギーを放出することになります。
化石燃料も植物や有機物からできているからです。

しかし、化石燃料が木材と違う点は、石油を燃やしたときに出る硫化物や硫化窒素化合物のように、空気を汚染する排出物があるということです。

また、石油、石炭、天然ガスは、数十年や数百年で生長する木とは違って、数百万年かかってやっとできたもので、数百万年もかかって蓄えられてきたエネルギーを、地球年齢ではほんの数秒間にしかならない、人間社会のわずか数世代の間に消費してしまうことになります。

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